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音楽【内容紹介】夭逝の作曲家矢代秋雄が折々に綴った論考をまとめた、知る人ぞ知る名著が没後50年を機に新装丁で復活! 近年演奏機会が増え、脚光を浴びる作曲家矢代秋雄。その作品からは、つねに完璧を目指して創作と向き合う創造者というイメージを感じるだろう。そのいっぽう、飾らず率直に綴られた、みずみずしい息吹を味わえる名エッセイを遺した文章家という顔をもっている。 本書に収められた、敬愛する作曲家の分析や本質に迫る鋭い音楽論、?交響曲??チェロ協奏曲??ピアノ協奏曲?など自作曲の制作ポイントや楽曲解説、ペルルミュテル、ランパル、パレナン弦楽四重奏団など演奏家の美点・特質や交流のエピソードといった、香り高い文章はいまなお輝きを放っている。 矢代秋雄理解に必読の一冊。【目次】1 作曲家と作品オルフェオの死 私のショパン ハイドン序説ブラームス試論の断片 「ペレアスとメリザンド」に見る典型 「ペレアスとメリザンド」雑考 私のドゥビュッシー観の断章ドゥビュッシーの音楽と標題 誤解されたドゥビュッシー ラヴェル考 二つの「マ・メール・ロワ」ドラクロワとベルリオーズ メシアンとブーレーズ--戦後の代表的な五曲ウォツェック見聞記ジャンヌのこと、そして綜合芸術パリのジャンヌ、そして東京のジャンヌ ジョリヴェに対する偏見ミヨーと私 告白的三善晃論 2 自作とその周辺 弦楽四重奏曲 交響曲 二本のフリュートとピアノのためのソナタ チェロ協奏曲ピアノ・ソナタ ピアノ協奏曲 私のリズム二つの利点---自作品のレコード化 梅原さんのジャケット装幀 自作の演奏について3 演奏と演奏家ペルルミュテルのこと ジャン・フールネ断章--ドゥビュッシーを現代に生かす フランスの管楽器奏者のことなど完全な音楽家ランパルの魅力パレナン弦楽四重奏団---彼等四人の横顔ハラシェヴィッチとアシュケナージ中村紘子の進境 練習所に於けるマルケヴィッチのことなど日本の聴衆コンセルヴァトワルの作曲科のこと作曲の早期教育 音楽教育 洋楽百年とわたし音楽的『豊饒の海』論 時は宙に懸けられたまま---矢代秋雄さんを偲んで(三善晃)あとがき(矢代若葉) 矢代秋雄年譜【著者略歴】1929年東京生れ。 東京音楽学校研究科修了。1951年~1956年、フランス政府給費留学生としてパリ国立音楽院留学、ナディア・ブーランジェ、ジャック・ドゥ・ラ・プレール、オリヴィエ・メシアン他に師事。その後、東京芸術大学作曲科教授を務める。1976年急逝。 主要作品 「交響曲」、「チェロ協奏曲」(第9回尾高賞)、「ピアノ・ソナタ」、「ピアノ協奏曲」(1967年度文化庁芸術祭奨励賞、第16回尾高賞)、他。