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演劇【内容紹介】トーキー前夜、最後の語り手。昭和六年の新宿で、活弁見習いの青年・若水晩花は映画館と街角を彷徨う。検閲、迫る発声映画。失われゆく熱を、仲間たちの人生とともに描く。【目次】I 若水晩花、映画説明者になる神田三崎町の下宿『映画説明者番附』と『映画説明講習録』母の手紙・岩堀美水の手紙II 映画に生きる人々興行師・根岸寛一の隠棲活動写真の<交雑>雨宮白流、房総へ行くIII シネマ・ユリシーズ新宿の街を歩いて、京都を想う『ボウ・ジェスト』の原作-新宿武蔵野館でIV 舞台に降りてくる白い布座談会「連鎖劇をめぐって」「連鎖劇」その後-座談会のあとでV 聖橋の映画談議字幕とトーキー吉山旭光と森岩雄VI 晩花、説明台本を書くあとがき参考資料【著者略歴】日高 昭二(ひだか しょうじ)1945年、茨城県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。神奈川大学外国語学部教授を経て、現在神奈川大学名誉教授。著書に『菊池寛を読む』(岩波書店、2003年)、『占領空間のなかの文学─痕跡・寓意・差異』(岩波書店、2015年)、『利根川 場所の記憶』(翰林書房、2020年)、『重ね書きする/される彼ら─大正文学論集』(翰林書房、2022年)、『水浜電車の客』(翰林書房、2024年)、編著に『近代つくりかえ忠臣蔵』(岩波書店、2002年)、『大坂の陣 近代文学名作選』(岩波書店、2016年)などがある。